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ジャズをベースにしたダンスの種類と特徴について紹介!必要なスキルも

ジャズをベースにしたダンスの種類

ジャズ音楽にあわせて踊る華麗なジャズダンス。クラシックバレエを基礎としたダンスジャンルです。身体の軸を中心に使ったしなやかさと指先まで意識した振りがベースになります。

わかりやすくいえば、ディズニーランドなどのテーマパークダンスでも踊られているダンスですね。しかし、ジャズダンスといっても1種類だけでなく、ジャズをベースにしたダンスの種類はさまざまあります。

今回は、種類ごとに動画と一緒に以下の種類を紹介していきます。

  • ジャズダンス
  • ヒップホップジャズ
  • ジャズヒール
  • ジャズファンク
  • R&B ジャズ
  • ストリートジャズ
  • フリースタイルジャズ
  • スロージャズ

ジャズダンス

最初にジャズダンスの特徴は、クラシックバレエに近いダンスで全身を使ってなめらかに表現します。

ヒップホップダンスのような激しさはないですが、手のつま先まで意識しながら音を表現するので、自分の身体の構造・筋肉・体幹をしっかりと向きあう必要があります。

もともとはジャズ音楽と一緒に黒人たちが踊って楽しむものでしたが、最近では音楽のジャンルが広がったことでバレエの要素をベースにフリースタイルで踊られています。

一番身近な例でいえば、劇団四季やディズニーランドのミュージカルショーで披露されているのもジャズダンスです。

また、アイドルグループや人気アーティストのバックダンサーもほとんどがジャズダンスなので、イメージはつくと思います。

ジャズダンスは激しい動きは少ないものの、なめらかな表現をするためには筋力を鍛えることがポイントになります。

音楽のジャンルに問わず、自由な感性で表現することこそ、ジャズダンスの本質です。

ヒップホップジャズ

ヒップホップジャズは、その名のとおりヒップホップの要素が入っているジャズダンスのことです。

ノリの良いいわゆるグルーヴを大切にすることと、ビートに合わせたリズム感が求められます。

ヒップホップがベースになっているため、少し力強い表現が多用されており、なめらかな動きとしっかりと止める動きが対照的です。

歌詞に合わせた細かい動きもあるため、バックダンサーのようにクールな振り付けが好きな人はヒップホップジャズがおすすめです。

ちなみに、ジャズヒップホップというジャンルも存在しており、ヒップホップのアップダウンの要素を取り入れたジャンルです。

ジャズの華麗な要素とヒップホップのダイナミックの要素を融合させながら音楽に合わせます。

曲や動きは振り付けを教える講師によって異なるので、色んな表現を楽しみながら、自分らしさを出してみるといいでしょう。最近ではK POPもジャズヒップホップに寄っています。

ジャズヒール

ジャズヒールは、ダンス用のヒールを履きながら身体のラインを強調していくダンスです。

ヒールを履きなれていない人にとっては最初は足が痛いかもしれませんが、ヒールを履いたときの歩き方や姿勢を意識するため、女性らしい身体づくりに興味がある人におすすめです。

また、綺麗な姿勢を保つためには体幹も必要なので、日々のトレーニングが欠かせません。

ジャズファンク

ジャズファンクは、ジャズダンスをベースにファンクの要素が含まれているダンスです。

ノリの良いリズム感でキレやビートを感じながら踊ることが求められます。

ジャズのなめらかさとファンキーでスピード感のある振り付けを組み合わせ、メリハリをつけながら個性も出しやすい面白いジャンルです。

R&B ジャズ

R&Bジャズは、名前のとおりR&Bの要素を組み合わせたジャズダンスです。ブラックミュージック独特のノリ感が求められるため、リズム感が重視されます。

リズムを1拍逃すことなく感じ取りながら表現するため、ジャズダンスのなかでも難易度が高いジャンルです。しかし、おしゃれでクールなジャンルに興味がある人であれば、表現力を高めるきっかけになるかもしれません。

ある程度、ジャズダンスを経験している人であれば、少しレベルアップのために楽しめるでしょう。

ストリートジャズ

ストリートジャズは、ヒップホップジャズやR&Bジャズのストリートダンスの要素が入ったジャンルを総称した呼び方です。

ダンサーや講師の感性によって幅広いジャンルの要素もストリートジャズとして認識しているため、ほかのジャンルよりも広い定義を持っています。

しかし、ヒップホップの要素はあるといっても、アップダウンが激しいことはなく、ラフな感じでフランクに踊るような振り付けが多いので、軽い気持ちで踊るようなダンスです。

ストリートダンスの自由で型にとらわれない要素があるため、比較的自由に踊れるでしょう。

フリースタイルジャズ

フリースタイルジャズは、その名のとおり、自由なスタイルで踊るジャズダンスでなめらかな要素を残しつつ、個性を表現するジャンルです。

明確にジャンル分けが難しく、本人の振り付け次第で形が決まるので、初心者の人にとっては難易度が高いでしょう。

ベースはジャズを守りつつ、他のジャンルの要素を取り入れるようなイメージなので、ほかのジャズとの違いはほとんどありません・

スロージャズ

スロージャズは、ジャズダンスのなかでもバレエ要素が強く、音楽のジャンルは問わずに幅広い表現ができることで親しまれています。

ダンサーの間では、「スロー」とも呼ばれているようです。

スロージャズでは、メッセージ性の強い表現をする際にダイナミックな動きを行うことが特徴です。

ジャズダンスに必要なスキル

華麗でしなやかな動きが求められるジャズダンスですが、経験が浅いうちは必要なスキルを学ぶべきです。

基礎があっての華麗な動きがあるので、自分を客観的に見ることも必要です。プロのダンサーもやっている以下のスキルを紹介していきます。

  • 柔軟性を高めること
  • 伸びとキレを意識すること
  • 身体の使い方を理解すること
  • リズム感を鍛えること

柔軟性を高めること

ジャズダンスに限らず、どのダンスにも柔軟性は欠かせません。特に、バレエの要素が強いジャズダンスには必要なことです。

ジャズダンスでは、脚を高く上げたり、開脚することも見どころなので、柔軟性に欠けると単調な印象になります。

プロのダンサーも毎日のようにストレッチを行うので、今は身体が硬くても日々の積み重ねで必ずやわらかくなります。

伸びとキレを意識すること

ジャズダンスでは、伸びきった身体とキレを意識することでメリハリのある動きが再現できます。

ほかのジャンルでも共通していえますが、表現力の幅を重視することが必要です。

また、最初はなかなか難しいですが、指先まで意識することで、綺麗な伸びとキレを生み出せます。

身体の使い方を理解すること

ジャズダンスでは、身体の軸を安定させる必要があるため、体幹の強さが求められます。

身体の使い方を理解するには、アイソレーションを習得することが必要です。

アイソレーションは、身体の一部だけを動かす基礎トレーニングで、どのダンスでも用いられています。

ヒップホップダンスでもアイソレーションを使われますが、ジャズダンスでは左右対称によく使います。

リズム感を鍛えること

ジャズダンスでは、独特なリズムの取り方をします。

たとえば、ヒップホップダンスのように、1拍でリズムの取り方を変えますが、ジャズ音楽そのものが即興なので、演奏者によって変化が多いことで複雑になります。

さらに、ダンスと合わせることが難しいため、何度も音楽を聴き慣らす努力が必要です。

ジャズダンスの基本

ジャズダンスを完璧に踊るためには、やはり基礎を学ばなければなりません。

今回はジャズダンスにおける以下の基本技を紹介していきます。

  • プリエ
  • パッセ
  • パドブレ
  • バットマン
  • シェネ
  • ダブルターン

プリエ

プリエとは、膝と足のつま先を外向きに広げながら、膝を曲げる動きです。

膝は少し曲げたり、深く曲げたりするので、上半身を休ませずに、背筋を伸ばしながらお尻が後ろに突き出ないようにすることがポイントです。

いきなり意識しなければならないことが多いため、最初は戸惑うかもしれませんが、一つひとつ無意識でも出来るようになるまで練習が必要です。

プリエに必要な要素は、足のつま先、膝の向き、骨盤の向き、身体を引き上げる重心など、身体の下から上までになります。

パッセ

パッセは、片足を床につけながら、もう片方の足を三角形の形にする動きです。

よくバレエのレッスン風景でも見るような技なので、一見できそうに見えても実際にやってみると身体のバランスを支えるだけでも大変です。

ジャズダンスのパッセでは、足を開いた状態と平行にした状態の2つに分かれます。

つまり、正面から見たときに三角形か、もしくは横から見たときに三角形になっているかの違いです。

パドブレ

パドブレでは、つま先立ちしながら、足を細かく動かします。

ジャズダンスでは、バレエのパドブレよりも動きを大きくします。股関節から大きく足を出すことでやわらかさを強調したステップを生み出すことが可能です。

バレエでは、どれほど細かく使えるかの世界になってくるので、技の感覚が異なります。

バットマン

バットマンでは、脚を高く上げる技で、よくバレエでも脚を縦に開脚している様子を見たことがあると思います。

ジャズダンスでは、前と左右に使われることが多いため、後ろではあまり見られません。

振り付けのアクセントでよく使われますが、左右交互に脚を上げながら前進したりと多様性のある技です。

シェネ

シェネはバレエの回転技として使われています。ジャズダンスでは、移動してから連続して回ります。

基本的には、移動やリズム取りで使われますが、顔を前に残すように回転することが特徴です。

シェネのポイントは、両肩と腰が傾かないように常に水平に保つことです。簡単そうに見えて、ここでつまづく人も多くいます。

ほかのことに意識が向くと、どうしても崩れてしまうので、何度も繰り返し練習が必要です。

ダブルターン

ダブルターンは名前のとおり、2回転する回転技でシェネとは対照的にその場で回ります。

シアターダンスやテーマパークダンスでもよく使われる技ですが、ストリート系のジャズダンスでもアクセントとして使われます。

ターンのコツは、腕をスケートのように軽く胸の前で曲げるとバランスが取りやすくなります。

初心者の人は肩に力が入り、上がっていることが多いため、上手く回らないことが多いようです。ターンするときに力が入ると軸がぶれてしまうため、肩をまっすぐにして、腕が上がらないようにしましょう。

軸は頭の上から足のつま先まで一本の棒が通っているイメージで、腰を上げて回ることがポイントです。

ジャズダンスの幅を広げよう!

本記事では、ジャズダンスの種類から特徴について紹介しましたが、基本はジャズダンスをベースにしたものばかりなので、基礎が出来ていれば踊れるようなジャンルばかりです。

しかし、ヒップホップやバレエに寄ったジャンルもあるため、教える講師たちの経験によって表現が変わりますが、それほど自由度が高いことを意味しています。

紹介したジャンルのなかで気になるダンスがあれば、ぜひ挑戦してみてください。

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